経営者の方へ

  1. 5、その経営、間違っていませんか(方針設定の重要性)

    事業の将来展望が明確に描き出されていないで、技術開発に取組み、売上高、利益高を上げる様に全社挙げて努力しても汗をかく割に効果は乏しい。

    • 将来展望で業界での地位を明確にしないで、業績向上を目指して代表者が指示すると、次の様な問題が出てくる。
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        • a.指示の内容は一貫性に欠け、思い付きで指示する。と受け止められる。
        • b.その結果、全社一丸の組織運営が行えないで、力が分散し、意欲が萎える。
        • c.経験した技術の蓄積効果が得られないで、開発効率は向上しない。
    • これらの問題発生を防止し、組織を活性化する対策は次の通り。

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        • A.業界のトップクラスを目指す方針を明確にする。
        • B.具体的には、特定の技術分野・客層でNo1の地位を確保することを目標にする。
        • C.出来る、出来ないでなく、やり抜かなければ生き残れない。との覚悟を徹底させる。
        • D.開発の狙いは客層の反応に基づく顧客満足度とする。
        • E.目標達成の年度を決める。
        • F.年次事業計画を立てる。

    特定の技術分野・客層でNo1の地位を確保する取組み方は経営方針の起案 、事業計画に展開の要領 に具体的に記述してある。
    将来展望を明確化し、それに基づく事業計画を立てる事で代表者の発言にブレは見られなくなり、困難な課題を指示しても従業員は前向きに努力する。

  2. 6、事業計画を活性化する方針展開の急所

    • 経営方針と経営理念の混同は損失を増大させる
      1. ① 経営方針では企業の将来展望を描き出し、事業活動の軌道を示す。
      2. ②経営理念では行動の規範を示す。「社会貢献、創造力の重視、顧客満足度」などが該当する。
      3. ③方針と理念が混同掲示の企業では「頑張れ、やる気を出せ」などの抽象的な議論が多くなり易く、空回りする傾向が多く見られている。
      4. ④経営方針に掲げられている将来展望の達成までの段階を年度ごとに明らかにした年次事業計画を立てる。
      5. ⑤「何時までに、何を、どの様な状態」にするのか、経営方針に示す将来展望を具体化するため、目的と目標を明確にした上で、事業計画を作成。
      6. ⑥事業計画に示す課題に関して担当部署別に役割分担を決めて、活動計画を立て役割分担と担う範囲を明らかにする。
      7. ⑦情報感度を磨き、顧客満足度が高くなる様に、情報収集を行い事業計画に反映させ、技術開発に伴う高付加価値経営をを目指す。(情報感度を磨く 主要な場は会議である)
    • これらの問題発生を防止し、組織を活性化する対策は次の通り。
      • A.業界のトップクラスを目指す方針を明確にする。
      • B.具体的には、特定の技術分野・客層でNo1の地位を確保することを目標にする。
      • C.出来る、出来ないでなく、やり抜かなければ生き残れない。との覚悟を徹底させる。
      • D.開発の狙いは客層の反応に基づく顧客満足度とする。
      • E.目標達成の年度を決める。
      • F.年次事業計画を立てる。
    • 方針展開の急所(管理業務のムダ予防策及び競争力強化に役立てる)

      得意分野を伸ばすことを将来展望で示し、到達目標を業界の高い水準に設定する。

      代表者が密かに心に描いている内容に関連する自社の特徴を絞り込み、高い目標を立てる。極力その分野で業界No1を目指す。 または、隙間を狙い他社が実施していない技術領域を開発し、独自性を強化する。

    • 複数の方向を示さないこと
      1. ①複数の方向を示す事で都合の良い方を選び、社内に軋轢が生じやすい。
      2. ②人材に限界があるから、方向を一つに絞り、全員の関心が同じ方向になる様に集中心が発揮されるように配慮する。
    • 目標高いことの利点
      • 事業計画を活性化
        1. ①将来展望の目標を高くし強く意識すると、言動にぶれが生じなく、管理業務面でのムダ時間防止になる。事業に注ぐ努力はどの企業も同じ程度で大きな差異はないのに、言動のブレがあるとノウハウ蓄積効果が得られず、業績は向上は遅滞する。
        2. ②高い目標を目指して活動することで先端的な情報が入手し易くなり、時代の流れに乗り遅れることはなくなる。この場合の業種は問わない。仮に伝統産業でも先端面では革新性が得られ、時代に適合する事が多くなる。
        3. ③高い目標を目指して活動している企業に魅力を感じて、若い意欲的な人材が集め易くなる。
        4. ④隙間領域を開発し、独自性を発揮する場合にも同様の効果が得られる。
    • 目標高くした場合の取組み方
      1. ①高い目標は経営方針に基づく事業計画の立て方で成否が決まる。起案するに際して、何年間で目標達成させるべきか、費用と人材面を考慮して概略の目標を起案する。
      2. ②初年度の事業計画で課題を明らかにして部署に割り当てる。課題ごとに活動計画を極力緻密に立てる。
      3. ③活動計画で目標達成度が決まる、この詳細は下記に記述する。 経営理念、経営方針、事業計画の相互の関連性を緻密に維持することが大切である。
      4. ④目標を高くすること、緻密性のある計画により予想外に発生する問題の発生頻度は軽減されるが、なくなることはないから、情報収集力を強化し顧客満足度の向上と将来展望の適正度の確認に努める。
      5. ⑤情報収集には情報感度を磨く必要がある。会議運営技術で情報感度が磨かれるから、会議運営法を見直す。
    • 事業計画

      年次事業計画で高い将来展望に沿って活動計画を立てる。

      代表者は経営方針と事業計画に沿った一貫性のある言動に心がけ、思い付きの発言で従業員の信頼を損なうことの無い様に留意する。

    • 経営者が事業計画と関連性の薄い目先の問題に走ることで、従業員の意欲を薄める事になり易い。
      1. ①年次事業計画でどのような段階を経て将来展望に到達するのか、その概略計画を立てる。
      2. ②初年度の計画は緻密に立てる。事前に担当部署から解決しなければならない問題点、伸ばす必要のある特徴などを申告させ、総合調整し課題別に列記する。
      3. ③下半期に入ると次年度に取り上げる必要性のある課題を提案させる。管理者層は提案する責務がある。
      4. ④新年度に入っているのに当年の事業計画が完成していない企業は少なくない。その様な事態は避ける。
      5. ⑤事業計画の書式には、経営理念・方針を記載する欄を上欄に設け、常に理念・方針を意識し た行動になる様に努め、行動の一貫性を確保する。
      6. ⑥事業計画書の課題別に前年度の反省に基づく改善点の記載欄を設ける。
      7. ⑦当年度には課題別に着手、完成の期限を記載する欄を設ける。更に、課題別の活動計画を起案する書式を別途に設ける。
        高い目標を立てて事業を推進し、将来に向かって夢のある企業である。と印象を強めることで若い意欲のある人が集め易くなることは多くの事例が示している。

    明確で具体性のある経営理念を共有している企業の業績が良い。との調査結果が報道されているが、この意味を掘り下げて解釈する事が大切である。
    上述した様に経営理念、方針、事業計画が緻密に関連付けて立てられ、かつ、得意分野で最高の水準、または、隙間領域で独自性の発揮を目指す将来展望を描き、それを具体化する事業計画が緻密に立てられてそれらを共有することが不可欠のことである。共有する場は会議であり、会議の品質が良くなければ、成果を共有した達成感は得られない。
    顧客が何気なく述べている取引の過程での会話の中にその手掛かりが潜んでいる。

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